長年にわたる暴力追放活動への貢献が認められ、多摩区暴力団等排除協議会の星川光明会長=人物風土記で紹介=が功労者表彰を受けた。表彰は関東管区警察局長と関東管区内暴力追放運動推進センター連絡協議会の連名によるもの。9月16日、多摩警察署で表彰状の伝達式が行われた。
表彰状を読み上げ、星川会長に手渡した多摩署の信澤公昭署長は「協議会で30年以上、多年にわたりご尽力いただき感謝。暴力追放や防犯活動は警察だけでは限界があり、皆さんの日頃の活動が本当に助けになっている」と謝意を述べた。
星川会長は協議会発足当初の1987年から会員になり、会長に就いて12年目。「暴力団いらない! 安心安全な多摩区」と掲げた横断幕の設置や区内催しでの啓発パレード等に取り組んできた。会員増強にも尽力し、現在は県下でも大規模な100人体制に。「表彰は一人でもらえるものではなく、会員さんの後押しがあってのこと。今後も警察や関係団体と連携して活動していく」と今の思いを語った。
星川会長は2013年に県知事表彰を受賞。協議会としては12年に県知事、14年に関東管区の団体表彰を受けている。多摩区には現在、暴力団の事務所はないという。
多摩区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|