多摩区版 掲載号:2021年10月8日号 エリアトップへ

多摩区基準地価 住宅地 上昇傾向戻る 5地点は下落、広がる地域差

社会

掲載号:2021年10月8日号

  • LINE
  • hatena
土地区画整理事業が進む登戸駅西側
土地区画整理事業が進む登戸駅西側

 神奈川県は先月、土地取引価格の目安となる基準地価を発表(7月1日時点)。多摩区の住宅地の平均変動率(前年比)は昨年、コロナ禍で下落に転じたが、今年は上昇に回復。登戸で2%台の上昇率を維持した商業地は、9年連続で上昇傾向が続いている。

 多摩区内の調査対象は住宅地13地点、商業地5地点。1平方メートル当たりの住宅地の平均価格は24万400円で、平均変動率は0・4%(前年マイナス0・1%)。商業地は50万6000円で、1・6%(前年1・4%)上昇した。

 住宅地では、登戸駅から約1・5キロの「登戸字甲耕地149番2」が3%の上昇率で30万9000円となるなど、登戸や中野島、菅の5地点で上昇。一方、下落も5地点で、東生田3丁目の地点ではマイナス1・2%で16万円。ほか菅馬場や長尾、南生田などで昨年に続いて下落した。

 県全体の住宅地の平均変動率はマイナス0・2%で、前年のマイナス0・9%から回復するも下落が続く。川崎市は0・6%(前年マイナス0・1%)で上昇。市全体の傾向について、県政策局は「都心への近接性や、都内との価格差等から人口増加も堅調。最寄駅から近い地域や住居環境の良好な地域を中心に需要がある」としつつ、「市北部では敷地規模が大きくても地区計画等により分割できない土地が多く、利便性に劣る地域では横ばいや下落も見られた」と分析する。

商業地 登戸で堅調

 2013年以降上昇が続く多摩区の商業地は、向ヶ丘遊園駅に近い「登戸字己耕地2662番2」が2・9%上昇(60万2000円)。同駅前の「登戸字庚耕地2736番5」は2・0%の上昇で、86万2000円に達した。平均変動率は3年連続で市平均を上回っており、終盤に差しかかかる登戸土地区画整理事業の影響も考えられる(25年度完了予定)。

 都道府県が調査する基準地価は、毎年9月に公表。今回は県内927地点、川崎市116地点が対象になった。

多摩区版のトップニュース最新6

地域通貨、普及へ奔走

専大生

地域通貨、普及へ奔走 経済

11月「たま楽市」を後押し

10月29日号

医療従事者へ感謝込め

よみうりランド

医療従事者へ感謝込め 社会

イルミ2万人招待、今年も

10月29日号

60年の趣(おもむき)、一区切り

ことぶきや模型店

60年の趣(おもむき)、一区切り 経済

区画整理で移転 変わる街

10月22日号

不登校が800人超

2020年度市立小学校

不登校が800人超 教育

5年連続で過去最多

10月22日号

紙人形劇で情報発信

生田緑地

紙人形劇で情報発信 社会

手作り動画、職員が声出演

10月15日号

謎解き、生田・長沢で

多摩区主催

謎解き、生田・長沢で 文化

「令和」 揮毫(きごう) 茂住さんの題字 目印に

10月15日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 10月22日0:00更新

  • 10月15日0:00更新

  • 10月8日0:00更新

多摩区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

多摩区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年10月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook