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多摩区版 公開:2021年11月5日 エリアトップへ

「食の祭典in生田緑地」の発起人で、民家園通り商店会の顧問を務める 岩野 正行さん 宿河原在住 75歳

公開:2021年11月5日

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仲間思い、「仕掛け人」貫く

 ○…「隠れた名店を発掘する場にしたい」。まちおこしの起爆剤として2016年秋に初開催したグルメ企画が、1日4万人規模の一大行事に成長。商店会長として初代実行委員長を務め、出店者集めやステージ企画に奔走してきた。6回目の今年は「共生社会」を軸に、障害者施設等に出店8区画を用意。「困ってたら助け合う」。利用者の心にそっと寄り添う。

 ○…出身は新潟県。高校を出て自動車メーカーの工場に事務職で勤務したが、3カ月で退職。姉が横浜市内の和菓子店「三吉野」に勤めていたのが縁で、店主の誘いで入社した。およそ5年、修行を重ねた後「近くにダイエーがあって人通りも多かったから」と登戸を拠点と決め、24歳のとき創業。今年6月には50周年の節目を迎えた。

 ○…当初はよそ者扱いが続いたが、「働いて認められるしかない」。向ヶ丘遊園駅南口の商店会立ち上げでは、最年少で発起人の一人に。約5年後、商店会が民家園通り商店会ほか2団体に分かれたときも中心人物として汗を流した。副会長のとき地域最大級の行事「夏まつり」を発足させ、JRや小田急、地元企業を巻き込み20回以上継続。会長は2回、計10年近く務め、今は顧問として役員らを支える。「待っててもお客さんは来ない。外に出て自分から仕掛けなきゃ」。背中でリーダー像を語る。

 ○…「仕事も商店会も、体を動かして若い人と交流するのが生きがい」。透析に通い5年目だが、今も朝4時に起きて仕事場に向かう。昨年閉店したダイエー向ヶ丘店とは、歴代店長と商店会役員で毎年旅行に行ったり、登戸駅長の歓送迎会を企画するなど「大事なのはやっぱり人」。地元に尽くそうと力を振り絞り、最後は「若手に譲りたい」と夢を描く。

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