JAセレサ川崎(原修一組合長)は市内産の農産物を使用して作った「宝船」を11月1日と2日、JR川崎駅の改札前東西自由通路で展示。川崎駅を皮切りに12月7日まで、東急・武蔵小杉駅とJR武蔵溝ノ口駅、JR登戸駅、小田急・新百合ヶ丘駅を「農火リレー」として巡る。
登戸駅は改札前で、11月30日(火)午後1時から12月1日(水)午後3時まで展示される予定だ。
農業まつり代替で
コロナの影響で中止となった「農業まつり」の代替案として、同JAが企画した市内農業のPRイベント。初日は福田紀彦市長らを招いて「点火式」を実施。聖火に見立てた稲穂を先頭に添えた宝船が「出航」した。
宝船は駅ごとに作り替える。今回は白菜やカキ、パンジーなど24種類の農産物を使い、久末支部(高津区)の生産者約10人が高さ2・5メートル、長さ2・8メートル、幅1・8メートルの大作を製作。原組合長は「イベント名には『農の火を消さない』という意味を込めた。応援の輪を広げていきたい」と思いを話す。
使用した農産物は、展示終了後に子ども食堂などに寄贈される。
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