第一生命保険株式会社町田支社と第一生命保険労働組合町田支部は11月8日、多摩区に机3台とパーテーション4枚を寄贈した。寄贈品は今後、区役所の保健所支所で乳幼児健診や育児相談のために活用される。
多摩区総合庁舎に隣接するビルに南多摩営業オフィスを構える同社町田支社と、営業職員ら400人以上が組合員となる労働組合町田支部が寄贈を打診。組合員から募った募金を基に、区の希望に沿った備品を揃えた。来年120周年を迎える同社が、地域や社会への貢献として取り組む「しあわせ だ・い・い・ちプロジェクト」の一環でもある。
同日、区役所で行われた寄贈式には、多摩区の藤井智弘区長をはじめ、同支社の清水克浩支社長、同支部の鴨井大輔副委員長らが出席。目録贈呈後、感謝状を手渡した藤井区長は「地域の皆さんに還元していきたい」と謝意を表した。
保健所での活用について、「がん検診等の啓蒙をしてきた第一生命としても親和性がある。今後も一体となって地域のために何かできたら」と清水支社長。鴨井副委員長は「組合員400人が一斉に情報を地域に届けられるという点で機動力があると思う。地域の自治体と連携し、力になれれば」と語った。南多摩営業オフィス担当の営業部長・奥具久さんは「地域貢献として、引き続き市のがん検診の啓蒙に力を入れていきたい」と思いを話していた。
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