区画整理事業が進む登戸地区でにぎわいと交流を生み出そうと、小田急電鉄と川崎市が今夏から取り組む事業「登戸・遊園ミライノバ」。その一環で11月27日、「ハレの日」と題した野外イベントが登戸2号線で開催され、約1千人が訪れた(主催者発表)。
ミライノバでは同地区へのテナント誘致につなげようと、「イツモの日」と称した日常的な仕掛けとして、登戸駅前の空き地に複数のキッチンカー出店を支援。「ハレの日」は、非日常をテーマにしたもう一つの企画として初開催された。
会場には芝生広場=写真上=や縁日コーナー、休憩所、飲食販売などが集結。市民団体「のぼりとゆうえん隊」の協力で、店舗建設計画をイメージした展示や意見募集も行われた。
開通に向けて整備中の2号線で行う「ハレの日」は今回のみ。次回は会場を変えて計画する。小田急電鉄の担当者は「『ハレの日』と『イツモの日』を連動させて区画整理への関心を高め、まちの盛り上げにつなげたい」と語る。多摩区商店街連合会や3つの地元商店会とも意見交換を進め、地域の要望に応えたいとしている。
出店団体の一つ「登戸そだて隊」の吉澤明紘さんは「小田急線の車窓から見えるまちの景色が栄えていれば、この地区の印象も変わってくる。今回のようなイベントを通じて、楽しいまちになれば」と期待を込めた。
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