多摩防犯協会（末吉一夫会長）は11月26日、多摩区役所で研修会を開催。今年度の関連団体からの表彰について授与式を行った。
研修会はコロナの影響で昨年取りやめ、２年ぶりに実施。今回は会員１１０人が参加し、多摩警察署・信澤公昭署長の講演を聴講した。
授与式には被表彰者８人のうち６人が出席し、信澤署長から表彰状や感謝状を受け取った＝写真。詳細は以下（敬称略）。▽全国防犯協会連合会会長表彰防犯栄誉銅章＝西尾信▽関東管区警察局長・関東防犯協会連絡協議会会長連名表彰＝古谷欣治▽神奈川県防犯協会連合会会長感謝状＝齊藤達雄▽同連合会会長精励賞＝久保田政信▽同連合会会長・神奈川県警察本部長連名感謝状＝井上佶、菅町会補導委員会（幅崎唯行）▽川崎市防犯協会連合会会長防犯功労者表彰＝岸景美、久保山義夫
各所で警戒強め
冒頭に末吉会長は「コロナ禍が続く中、地域活性化に向けたさまざまな事業を進めていただいている。にぎわいのある多摩区を取り戻すには、皆さんの防犯に対する尽力が不可欠」とあいさつ。信澤署長は「列車内や駅をはじめ、街中でも各種犯罪が発生している。12月は特別警戒を展開していくので、協力をお願いしたい」と呼びかけた。
多摩区の藤井智弘区長は「昨年度の区民意識調査で行政に力を入れてほしい課題の１位は防犯対策。犯罪を防ぐ地域づくりに注力する」とした。
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