12月の飲酒運転根絶強化月間に合わせて、多摩区の交通安全関係団体が12月2日、向ヶ丘遊園駅周辺でキャンペーンを実施。近隣の約30店舗に啓発物を配布して回った。
忘年会などで飲酒機会が増える年末に、「乗る人に/飲ませるあなたも/犯罪者」をスローガンとした強化月間。今回のキャンペーンには、多摩区交通安全対策協議会や多摩交通安全協会(原田弘会長)、多摩安全運転管理者会(吉澤敏行会長)、多摩警察署(信澤公昭署長)などから約30人が参加した。
開始前に手指消毒と手袋を装着したうえで、グループごとに駅北口と南口に分散。啓発用のポケットティッシュとチラシを持ち、酒類を提供する飲食店を一軒ずつ巡って設置協力を呼びかけた。交通安全協会の原田会長は「コロナ禍で各団体が集まるキャンペーンは中止していたので約2年ぶり。お店で直接、飲みに来た方に啓発してもらえたら」と話していた。
県死亡事故全国最多に
今年、神奈川県内では交通死亡事故が多発している。12月1日時点で前年比2人増の127人が亡くなっており、全国最多。多摩区の同時点の事故件数は420件(前年比14件増)で、2人が亡くなっている。
あす11日から20日にかけては年末の交通事故防止運動が行われる。多摩区では関係団体が10日、登戸駅ペデストリアンデッキ周辺でキャンペーンを予定。踏切事故防止としてJR東日本横浜支社と小田急電鉄も参加し、午前10時から11時まで啓発品を配布する(なくなり次第終了)。
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