サッカーJ1・川崎フロンターレと川崎市が、新スポーツ施設「(仮称)フロンタウン生田」の整備計画を手がける生田浄水場用地。クラブと市は用地の有効利用をテーマに、多摩消防団(増田朝光団長)との懇談会を今月14日、敷地内の事務所で開いた。
操法訓練などを行う活動場所として、同消防団が新施設の使用を要望していたことを受けて実現。当日は増田団長ら団員3人をはじめ、クラブと市の担当者、多摩区選出の市議8人が出席した。
同消防団は地域に開放予定の多目的広場を主な対象に、使える時間帯や消火栓の有無、夜間訓練の可否など確認事項について、事前に質問書を提出。懇談会では担当者から回答に関する説明を受け、要望を挙げていった。今後も意見交換を重ねながら、具体的な場所や使い方などについて検討を進めていく予定だ。
増田団長は「このような施設を、活動拠点として使わせてもらえるのはありがたい。一般の人にも見える場所で訓練を行うことで、活動を知ってもらう機会になれば」と期待を込める。
「これを機にコミュニケーションを重ねていきたい。実際の訓練も見学させてもらう」とクラブの谷田部然輝さん。市担当者は「(新施設の)運営管理も含めて、これから連携を深めていければ」と展望を語った。
新施設は2023年3月の開設を目指し、計画が進行している。
多摩区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|