多摩区版 掲載号:2022年1月21日号 エリアトップへ

川崎市の寺子屋事業を担う「まなてら運営委員会」で委員長を務める 池上 紅実(くみ)さん 登戸在住 50歳

掲載号:2022年1月21日号

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仲間と学び合い、一途に

 ○…世代間交流や学習支援の場として市が進める寺子屋事業の運営を、地元多摩区で開始して6年。これまで生徒を受け入れてきた枡形中学校、稲田中学校に続き、今月から生田中学校が加わった。「『教わる』よりも『学び合う』文化を地域の子どもにも大人にも育み、学ぶ楽しみを知る人を増やしたい」。運営団体のリーダーとして、新体制の意気込みを語る。

 ○…公立小中学校の教員だった両親のもと、和歌山市で生まれ育った。京都大学工学部を卒業後、同大学院の修士課程を中退し、テレビ番組制作会社に4年勤務。結婚を機に登戸に住み21年。転職を経て、現在はフリーランスで編集や執筆に携わる。2004年、縁あってNPO法人ぐらす・かわさきの一員に。「多摩区を中心にした人のつながりは、ここ抜きには語れない」というほど活動にのめり込んだ。

 ○…市の寺子屋事業を始めるきっかけは、記憶力で学習障害のある長男。中2のとき「この子の学習習慣が身につく場がほしい。同じ思いを持つ親子がいるはず」と、参入へ名乗りをあげた。ぐらす・かわさき理事として枡形中での寺子屋運営を受託。19年春に運営団体を独立させ、翌年に「まなてら運営委員会」に改称した。まなてらに1年間通った長男は成人式を今月迎え、寺子屋の体験活動をサポートしてくれる存在になった。

 ○…週末は教会に通うほか、「楽しいリフレッシュの時間」とヒップホップダンスのレッスンで汗を流す。まなてらの活動日は週3日だが、受け入れ中学校を5校に増やし、週5日開室できる体制づくりが目標だ。「まなてらを巣立った子どもたちが後を継いでくれたら最高」。先を見据え、学生からシニアまで仲間と力を合わせて、子どもたちに向き合う。

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