「2月3日」の節分まであと2週間ほど。節分行事の豆まきは、人々が「密」になりやすい。多摩区内でも、昨年に続き中止や縮小を決めた主催者の声が聞かれた。
菅薬師堂の節分会は、昨年同様に一般向けの豆まきを中止。菅薬師奉賛会の役員のみで神事を行う。廣田健一会長は「昨年暮れに中止を決めた。本当は疫病を退治するものなのに、2年連続でできず残念」と胸中を語る。
生田の五反田神社(奉賛会・扇睦会共催)と、中野島稲荷神社(中野島青年会主催)の催しも2年連続の中止。中野島青年会の石井富美男会長は「再開を願う。また地域と交流できれば」と話す。
登戸は規模検討
毎年2月の第1日曜日、多摩区子ども会連合会登戸部会が登戸稲荷社で行う節分祭は、1月半ば時点では実施の方向で検討。主催者によると、今月25日ごろを目途に開催可否を決めるといい、「(豆まきをする)年男年女の小学生11人の応募があり、豆の準備も終えている。子ども会なので子どもだけの参加や、祈祷だけの実施など考えていく」としている。
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