市立稲田中学校(宿河原)出身ボクサーで、日本スーパーバンタム級王者の古橋岳也選手(34)=川崎新田ジム=は1月25日、引き分けで2度目の防衛を果たした。1年前、挑戦者としてTKOで下した前王者の久我勇作選手(31)=ワタナベ=との再戦で、ドロー判定ながら王座を守った。
後楽園ホールでの10ラウンドを振り返り、古橋選手は「はっきりした形で決着をつけたかったので残念だが、防衛は防衛」と総括。「アジアのタイトル、そして世界戦を視野に次のステップへ進みたい」と明かした。同日のデビュー戦を白星で飾った、稲田中の後輩にあたる池田健哉選手(31)=川崎新田=には「純粋にうれしい。王者という高い目標を掲げている選手なので、背中で引っ張っていけたら」とエールを送った。
黒田 再起戦飾れず
この日、2年8カ月ぶりの再起戦に挑んだ元日本フライ級王者の黒田雅之選手(35)=川崎新田。スーパーフライ級に1階級上げ、重里(じゅうり)侃太朗(かんたろう)選手(25)=仲里=と戦ったが判定で敗れた。
2019年5月、当時のIBF世界フライ級王者モルティ・ムザラネ選手(南アフリカ)に、判定負けを喫して以来のリング。黒田選手は「久しぶりに試合ができてうれしかったが、ふがいない結果となったことは応援してくれた皆さんに申し訳ない」と一言。「何があるか分からないし、甘くはない」としながらも「自分自身に挑戦し続け上を目指して練習を重ねる」と決意を語った。
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