明治大学都市計画研究室(生田キャンパス)の学生が今春、生田駅周辺の飲食店81店舗を集めたパンフレットを制作した。4月初旬から新入生を中心に配布している。
同研究室では2年前から、生田地区の飲食店情報等を発信する「イクタベルプロジェクト」を有志で展開。コロナ禍の飲食店や商店街を盛り上げようと、SNSでテイクアウト情報を広報するなど活動してきた。一昨年夏には「生田の商店街」と題したパンフレットを編集。当時修士2年だった田口諒さんと、大学4年だった高山徹也さん(現・修士2年)が制作を担い、生田中央商店会の加盟店を一覧にした。
後輩が継ぐ活動
田口さんの卒業後は高山さんが活動をけん引。今回は同学年1人と後輩5人の協力を得て、生田駅から徒歩10分圏内の飲食店情報を集めた。81店舗のうち12店舗に取材し、おすすめメニューのイラストと地図で紹介。片面には残る全店をカテゴリーごとに並べた。
まずは250部を印刷し、学内のボランティアセンター等で配布。高山さんは「来店者が増えることで学生向けのサービスが増えたり、単純に盛り上がれば」と思いを話す。掲載店の一つ「いちびり」店主の原田豪さんは「こんな時代だから非常にありがたい」と感謝を込める。
市立久地小と稲田中出身で、多摩区内の学生食料支援にも携わってきた高山さん。「冊子制作やイベントもやりたい。来年卒業しても後輩たちが続けてくれたら」と先を見据える。同研究室の山本俊哉教授は「『自分たちができること』を問い、継続してきた点は高く評価。関わる学生が変わっても地域と大学をつなぐ活動を続けていってほしい」と期待する。
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