春の叙勲・褒章などが4月29日付で発令され、多摩区内からは2人が受章。宿河原在住の高橋良八さん(78)=人物風土記で紹介=が広告美術工の技能者として黄綬褒章に選ばれた。
高橋さんはプラスチックを中心とした看板の制作、取り付けを60年以上にわたり手掛けてきた。有限会社ライト工芸(高津区)の代表を務め、今も仕事に汗を流す。神奈川県広告美術協会の副会長も経験し、現在は同協会監事を務める。
今春は全国で4034人が叙勲、708人が褒章を受章。褒章は顕彰内容によって紅や緑、紫など6種類がある。黄綬褒章は農業や商業、工業等の業務に奨励し、他の模範となるような技術や事績を持つ人に贈られ、県内で8人が受章した。
区内では高橋さんのほか、元特命全権大使(ホンジュラス国駐在)の塩崎修さん(74)が外交功労として瑞宝中綬章に選ばれた。
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