1966年に起きた強盗殺人事件の犯人とされ、死刑判決を受けた元プロボクサーの袴田巖(いわお)さんの無罪を主張し、活動を続けている日本プロボクシング協会。同会で昨年末まで事務局長を務め、活動を引っ張ってきた川崎新田ジム(登戸)の新田渉世会長のもとを、ドイツ人学生のジェニク・ドウヘンさんが先月21日、面会に訪れた。
ゲーテ大学(フランクフルト市)博士課程の大学院生でもあるドウヘンさんは、事件に興味を持ち、同ジムを訪問。新田会長と対話し、古橋岳也選手のスパーリングを見学した。新田会長は「協会の袴田巖支援委員会では事件を解説した漫画を作り、英語版をネットで公開している。国内外を問わず、関心の輪が広がってほしい」と願いを込めた。
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