中野島出身で在住のプロボクサー・伊佐春輔選手(24)=川崎新田ジム=は5月10日、日本ユース・ミニマム級タイトル戦で森且貴選手(22)=大橋ジム=に1―2で判定負けを喫した。
若手選手の育成を掲げたタイトルとして、5年前に創設された日本ユース王座。伊佐選手は2021年8月2日の王座決定戦を制し、ベルトを手にした。
東京・後楽園ホールで行われた初の防衛戦。川崎新田ジムの新田渉世会長は「格上の選手相手に周りが驚くほどの善戦をしたと思う。十分に実力を示せたのではないか。今後のさらなる飛躍を期待したい。ジムを背負っていける存在」と総括した。ジムの先輩で堰出身の日本スーパーバンタム級王者・古橋岳也選手(34)も「いい試合だった。伊佐選手の意志を貫く姿勢が見えた。成長を感じた」と称えた。
伊佐選手は試合前の4月7日、母校の中野島小や中野島中、中野島北口通り商店会、中野島商店会などを訪問。「地元の方々からの『頑張って』という応援が大きな力になった」と感謝を表した。えみのき保育園(西生田)でパート勤務し保育士を目指す伊佐選手は、園児から「しゅんすけ先生」と呼ばれ、試合前には応援メッセージをもらったという。「地道に一歩ずつ練習を重ねていきたい。引き続き応援してもらえたらうれしい」と思いを語った。
【ナイスオン】【バンバン】【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替 |
<PR>
多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|