プロボクシングの日本&WBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級王座統一戦で6月7日、井上拓真選手(26)=大橋=に判定で敗れた川崎新田ジム(登戸)の古橋岳也選手(34)。試合後、本紙に心境を語った。
堰出身の古橋選手は昨年1月、日本スーパーバンタム級王座を獲得。3度目の防衛戦として、さいたまスーパーアリーナでWBOアジアP王者の井上選手に挑んだが、0―3の判定結果となった。試合直後は結果が発表される前に目を覆い、涙をぬぐう場面も。「何もできなかった。井上選手に翻弄された」と悔しさをにじませた。
「今は何も考えられない。少し休んで気持ちを整理し、次に向けてどうするか考えたい」と古橋選手。「応援していただいた地元多摩区の皆さんには、本当に感謝しかない」と思いを語った。
前に出る姿勢貫く
井上選手は試合後のインタビューで「自分のボクシングをさせてもらえなかった。古橋さんのガッツあふれるスタイルにちょっとのまれてしまったので、課題の残る試合になった」と振り返った。新田渉世会長は「格上だったが、諦めずに前に出てパンチを出し続けた姿勢は評価したい」と総括。「大舞台を経験できたことは大きな人生の財産。次の試合に向けてサポートを続けたい」と先を見据えた。
古橋選手が通い、親交の深い美容室杏里(長尾)の蓮見正道さんは「悔しい思いもあるだろうが本当によく頑張った」と称賛。「最後まで前に出るボクシングに勇気をもらった。これからも変わらず応援したい」とエールを送った。
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