多摩消防署(村上治三郎署長)は6月9日、危険物安全週間に伴う合同消防訓練をマクセル株式会社川崎事業所(登戸)で実施した。同事業所の自衛消防隊と多摩消防署の各隊から総勢40人が参加。多摩消防研究会(増田隆会長)や危険物を保有する区内事業者も見学した。
同訓練は施設内の屋外タンク貯蔵所から出火し、防油堤にオイルが漏洩したことを想定。初期消火や状況確認のために近づいた事業所職員が煙を吸って倒れたとし、119番通報や情報伝達、消化までの一連の流れを確認した。
同社川崎製造部の美和優部長は「万が一の火災のとき、迅速な対応が求められる。今回は機敏な動きができた」と講評。「消防と合同で訓練できることは自衛消防隊にとって励みになる」とも語った。村上署長は「消防と民間企業が連携して、被害を最小限に抑えるための訓練ができたと思う。今後もしっかりと危険物災害に対処していく」と締めくくった。
消防庁が制定した危険物安全週間は毎年6月の第2週。この日は、多摩消防研究会と事業所向けの安全管理者講習会も開かれた。
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