専修大学生田キャンパスで6月18日、経営学部の60周年を記念した行事が開催され、OBのお笑いタレント・小堺一機さんが講演した。
1979年に同学部を卒業した小堺さんは、在学中の77年に芸能界デビュー。トークバラエティ番組「ライオンのごきげんよう」の司会を長年務めるなど活躍してきた。生田キャンパスに通った在学時代を振り返り、「教授のモノマネをすると、食堂のおばさんが天ぷらをのせてくれた。最初のギャラは学食の天ぷら」と、思い出話で会場を沸かせた。
イラストレーターになりたかったが、中学2年の時に色弱と告げられ、デザインを学べる高校の試験を受けることができず落ち込んだ過去も。「だけど、父親の『いいなぁ、人と違う色が見れるの』という一言をきっかけに気持ちが吹っ切れ、前向きに考えるようになった」と小堺さん。「コロナ禍というひどい状況だけど、悪いことがあったら、今は運を貯めていると思っている。今までより楽しいことがたくさん待っている」と締めくくった。
記念行事には経営学部の卒業生や在学生、教職員ら274人が参加。つながりを強化し、学びを深める場として卒業生によるセミナーや交流会も行われた。同学部の関根純学部長は「交流の輪を広げ、いろいろな情報交換をしてほしい。戻ってきてもらえる場をつくれるよう、多くの人の協力を得た」とあいさつ。「今後も交流の場を設けていきたい」と述べた。
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