かわさきプラネタリウム同好会の会長を務める 間渕 秀和さん 寺尾台在住 68歳
星空を魅せる案内人
○…かわさき宙と緑の科学館で、独自のプラネタリウム番組発表会を開いてきた。シナリオやナレーション、すべてが手作りだ。今月16日に11回目を控え、「専門的になりすぎないよう、子どもでも分かる内容に」とほほ笑む。2020年に2代目会長に就き、中学生から60代まで幅広いメンバー12人のまとめ役。「星が好きっていう共通点があるからみんな仲良し」。本番に向け準備は大詰めを迎える。
○…小学5年生の時、同級生の兄にのぞかせてもらった天体望遠鏡。見えたのは土星の輪だった。「こんなきれいなものがこの世にあるんだ」。その感動は今も忘れられない。中高は天文部。流星群を見ようと、中学校に仲間と泊まり込んだことも。約35年の歳月を経て、定年前に何をしたいか考えたとき、迷いはなかった。「昔は星に夢中だったよな」。同好会のほか、科学館で星空を解説するボランティアも生きがいだ。
○…元々車好きだったこともあり、慶応義塾大時代は自動車部へ。運転技術の正確さや速さを競うことに打ち込んだ。工学部ではエンジンを研究。卒業後、日産自動車で排気ガスを少なくするエンジンの実験に長年携わってきた。「星もそうだけど、一つのことにのめり込むタイプかな」と会社員生活を振り返る。子どものころは家族でドライブした楽しい記憶が残る。今は孫を乗せ、ハンドルを握っている。
○…腕時計の文字盤には星座が散りばめられている。携帯ケースや小銭入れにも。「星があると、つい買っちゃうんだ」とおちゃめな一面も。今は星空を見る喜びよりも人に魅せる喜びが勝っている。「今回は初めて孫も見に来る」と発表会準備に余念はない。老若男女問わず、魅力をこれからも伝え続ける。
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