クラブ結成50周年に掲げたテーマは「親睦と会員の信頼と絆」。献血や少年サッカー試合の主催、中学生の職業体験の受け入れなど多様な奉仕活動に力を注いでいく。28人の多才な職業人がそろう中、「お互いを尊重し合い、助け合えるクラブにしていきたい」と笑顔を見せる。
当時の川崎稲生ロータリークラブに入会した1999年。「活動のことは知らないまま、友人に誘われて」と頭をかく。だが、気が付けば奉仕活動に20年以上携わっていた。「当たり前のことを当たり前にしてきた。続けていくことに価値がある」。節目の会長着任には「身の引き締まる思い」といい、「内外にしっかりと周年を発信していきたい」と前を向く。来年4月の記念例会式典や周年の奉仕事業に向けて動き出す。
損害保険会社に勤めていた父と保険代理店を立ち上げたのは78年。地域に根差す会社を目指した。登戸小学校のPTA会長を務め、青少年指導員は10年以上担った。子ども会の活動は今も続ける。そんなひたむきな姿は信頼を生み、仕事にもつながってきた。
会員の親睦を深めようと、旅行同好会の立ち上げを検討している。入会以来参加するゴルフ同好会では「プレーを通じて仲よくなれた」と振り返る。趣味は日本画集め。今の悩みは、ゴルフの会長杯に向けた景品選び。「どの絵にしようかな」とほほ笑んだ。
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