「地域の縁側」として、さまざまな人が集う場を創出してきた登戸の遊友ひろばが、土地区画整理事業のため7月31日(日)に閉所する。運営に長年携わってきた委員が最終日に向け、さまざまな企画に取り組んでいる。
NPO法人ぐらす・かわさきが運営する遊友ひろば。「飲まない、吸わない、賭けない」というルールの健康麻雀や、ボランティアが小中学生に勉強を教える「地域の寺子屋」など、2004年の開所以来、多彩な取り組みで人々が集まってきた。レンタルスペースとしても活用され、イベントや趣味の教室などに幅広く利用された。
そんな場の最後を盛り上げようと、運営委員が壁一面に模造紙や和紙を貼り付け、お別れのメッセージを書き込めるように。7月3日には、関わりのある人が約20人集まり、大きな布に絵を描くワークショップを開催。「遊友ひろばありがとう」の文字の周りにそれぞれが自由に絵を施した。ひろばで絵画教室を行ってきた鈴木俊輔さんは「和やかな雰囲気で、みんなで一つの絵を描けたのは遊友ひろばらしい」と振り返る。
30日(土)と31日(日)には運営委員が集まり、「お別れおしゃべり会」を開く。午前10時半から午後4時で、ひろばの備品の無料譲渡も行う。開所から運営を担ってきた江田雅子さんは「18年間やってきてなくなるのは寂しい。でも最後の日まで気軽に立ち寄って」と呼びかける。詳細はウェブサイト(http://grassk.org/hiroba/yuyu)。
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