今年6月、セレサ川崎農業協同組合の代表理事組合長に就任した 梶 稔さん 麻生区在住 66歳
地元愛で農業けん引
○…意思決定機関「総代会」で正組合員5千人、従業員1千人を超える組織のトップに選任された。その場で熱く語ったのは「基本理念である『地域との共生』を全うすることが我々の存在意義だ」という原点回帰への思い。「農家との対話」に重きを置き、8月からは役員が率先して各戸を訪問。聞き取った情報を事業に反映させる策を講じるなど、早くもその手腕を発揮している。
○…農家の5代目として、現在の麻生区、禅寺丸柿が有名な地域で生まれ育った。「どんど焼きのやぐらを組むのは子どもたちの役割だった」。そんな古き良き昭和30年ごろの暮らしぶりを後世に伝えようと、有志の一人として本の編集に携わった。「自分たちが当時を知る最後の世代だから」としみじみ語る。
○…軟式テニス部で汗を流したスポーツマン。「朝練のために中学校近くの親戚の家まで自転車で通っていた。もう時効だよね」と懐かしむ。大学卒業後は「自然の流れ」で農協へ。金融畑ひと筋に歩んできた。支えになったのは「ノウハウを一から十まで叩き込まれた」という、県内各地の若手代表のための「6カ月研修」。事業推進課長時代に貯金額を大きく増加させるなど頭角を現し、支店長、指導相談部長を経て役員に。営農経済事業担当常務や副組合長を歴任した。
○…ゴルフ同好会に所属。孫と一緒に畑仕事をする「じいじ」の一面も。「ほどよい運動が元気の源」と目を細める。消防団員として25年、現在は川崎フロンターレを応援する麻生区の組織を束ねるなど、地域への愛着は人一倍だ。農業を取り巻く環境は、高齢化など課題が多い。「持続可能な経営基盤の構築と都市農業の振興が不可欠。1期3年を全力で取り組む」と抱負を語った。
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川崎市多摩区医師会多摩休日夜間急患診療所2階(登戸1775-1) http://www.kawasaki.kanagawa.med.or.jp/about/med-association/tama/ |
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多摩消防研究会事務局(多摩消防署予防課内)☎044-933-0119 http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/15-13-11-5-2-0-0-0-0-0.html |
多摩防火協会事務局(多摩消防署予防課内)☎044-933-0119 http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/15-13-11-5-1-0-0-0-0-0.html |
多摩消防団事務局(多摩消防署予防課内)☎044-933-0119 http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/15-13-11-3-0-0-0-0-0-0.html |
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8月5日号