川崎市立稲田小学校で11月2日、市が取り組む地域の寺子屋事業の一つとして「寺子屋いなだ」が開講した。毎週金曜日の放課後、参加登録をした2〜6年生の100人の児童を対象に学習支援を行っていく。
地域ぐるみで子どもたちに学習機会や体験活動を提供する寺子屋事業。多摩区では事業初年度の2014年に中野島小で始まり、稲田小で9カ所目になる。
稲田小では今年5月ごろから話し合いを進め、民生委員を中心に実行委員会を設立。7人の委員と、児童の教育をサポートする地域住民や保護者ら15人の「寺子屋先生」が集まった。
初日は開講式を実施。笹田美知子教頭は「寺子屋先生になってもらった地域の方々に感謝。児童が楽しく勉強できたら」とあいさつした。委員と寺子屋先生も自己紹介をし、児童の宿題や算数などの学習を支援した。
まずは週に1回の学習支援を進め、来年1月ごろから体験活動も取り入れていくという。実行委員長の葛生茂さんは「教室を2カ所使うなど、一度に多くの児童を受け入れられるように体制を整えた。教育委員会や学校、地域のおかげで実現できた」と思いを語った。
多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
【ナイスオン】【バンバン】【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替 |
<PR>