神奈川県議会議員 土井りゅうすけ 県政報告 地域振興 安全・安心に全力 企画=土井りゅうすけ政務活動事務所
2017年の活動や取り組みなど1年間を振り返り、総括をお願いします。
【土井】地域に密着した、継続して取り組むキーワードに商店会活性化対策が挙げられます。神奈川県の「商店街魅力アップ事業費補助」では昨年初めて、申請受け付けの前倒しを実現しました。従来は夏頃の結果発表でしたが、6月頃からの事業に適用できるよう2月末から受け付けを開始。7月に夏まつり、10月に食の祭典を開催した民家園通り商店会がこの補助制度を使い、各イベントに活用しました。
こうした補助制度には、申請時の提出書類が多過ぎるなど課題がありますので、少しでも商店会側の負担を減らせるよう、簡素化に努めていきます。
多摩区が力を入れる災害対策でも、さまざまな動きがあるようですね。
【土井】県では多摩区内の土砂災害警戒区域(イエローゾーン)の指定にいち早く着手し、2014年までに179カ所の指定が完了していますが、来年4月頃を予定している土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)の指定に向け、県による現地調査と測量が2月から実施されます。
自然災害の被害を予測したハザードマップに反映される大事な要素であります。地域住民の皆様のご理解とご協力が欠かせません。自分の安全を自ら守る地域づくりのためにも、丁寧に進めてまいります。
県議会では、県民に開かれた議会づくりが前進していると聞きます。
【土井】誰もが気軽に立ち寄れる「議会情報プラザ」が昨年3月、県庁新庁舎(横浜市中区)1階にオープンしました。議長席が体験できて写真も撮れるレプリカや、議会の役割、歴史が学べる資料展示もありますのでお立ち寄りください。
また、全国でも珍しい「出前議会」の試みとして、議会報告会が今年度から本格スタートしました。昨年11月には「ともに生きる社会の推進及び津久井やまゆり園等の障害者支援のあり方」をテーマに、さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト(相模原市)で開催。ともに生きる社会かながわ憲章推進特別委員会の後に、傍聴いただいた皆様と議員との意見交換も行い、貴重な機会となりました。
「障害者週間」の12月上旬には、議長や副議長をはじめ議員一同で桜木町の街頭に立ち、啓発パンフレットをお配りしました。県健康福祉局でも県内の各種イベントを通じて啓発を進めておりますが、各機関と力を合わせて、引き続き周知に力を注ぎます。
「ともに生きる社会かながわ憲章」に関する活動は、地元多摩区でも行われていますでしょうか。
【土井】6月に区総合庁舎で開催された「多摩ふれあいまつり」に続き、11月には「菅フリーマーケット」の会場で啓発運動を行いました。写真やSNSを活用するなど、効果的なアイデアを積極的に取り入れながら、PRを進めていきたいと考えております。
最後に、多摩区民にメッセージをお願いします。
【土井】昨年は日本民家園が開園50周年を迎えました。日本の伝統文化や生田緑地のような観光資源を生かし、商店会と地域活性化、健康寿命日本一を掲げ、一歩ずつ着実に前進してまいります。
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3月15日