市政報告 下水道広報施設、来春完成へ 川崎市議会議員 自民党 ひろた健一
多摩区の方々にはあまり馴染みがないかもしれませんが、市内南部の下水処理を行っている入江崎水処理センター(川崎区)では、広報施設の整備が進められています。市内の子どもたちや市民に環境学習の場を提供し、国内外に川崎市の下水道技術を紹介する施設として期待されています。
同センターは1961年に運転を開始。高級処理施設としては県下で最も古い下水処理場です。2003年から老朽化による再構築事業を行っており、来年4月をめどに沈砂池管理棟などの新たな施設が本格稼働する予定です。同時に、広報施設の見学受け入れが始まることになっています。
バーチャル体験と現場見学でPR
この広報施設は【1】水の循環【2】大雨から都市を守る【3】地球環境への配慮【4】世界の水環境改善への貢献の4つを柱に、「下水道の役割と大切さを理解してもらう展示」を基本方針としています。下水処理の流れに沿った2時間程度の見学ルートを基本に、展示は「映像や音、バーチャル体験」と「リアルな現場体験」の2段階構成。大型スクリーンを用いた迫力ある映像のガイダンスやAR(拡張現実技術)を活用したタブレット端末でのバーチャル体験のほか、実際の水処理施設では水質試験室や地下管廊などを巡り、下水がきれいになっていく流れを実感できます。
展示ではわかりやすい日本語表記のほかに、英語と中国語での案内も用意し、海外からの視察者に対応していきます。アクセス方法は川崎駅東口からのバスが中心となりますが、社会科見学など団体の利用を想定し、大型バス3台程度の駐車スペースを整備することになっています。
多摩区では昨年6月に長沢浄水場広報施設「水とかがやく未来館」ができ、上水道を中心とした学びの場として活用されています。来春には入江崎水処理センターにも足を運んでみてください。
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4月19日