神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2019年1月11日 エリアトップへ

生田緑地 「奥の池」 初の日干し中 水質改善へ、試行錯誤

社会

公開:2019年1月11日

  • X
  • LINE
  • hatena
日干し中の奥の池=1月5日
日干し中の奥の池=1月5日

 生田緑地の中央広場から岡本太郎美術館への園路脇、メタセコイアの林の中にある「奥の池」。水生生物の保全に向け、水質改善を目的とした池底土の日干しが先月から行われている。

 多摩丘陵の谷戸の湧き水がたまる奥の池には、絶滅危惧種のホトケドジョウなどが生息。近年水質の悪化が見られ、悪臭や生物減少を懸念する声があったことから、池の水を抜いて底の泥を取り除く「かいぼり」が4年前に初めて行われた。さらなる水質改善に向けて、緑地内の活動団体らによる「生田緑地自然環境保全管理会議」が対策を検討。「毎年、底土のかいぼり、または日干しが必要」という専門家の助言を受け、池の水を一定期間抜く日干しの実施に至った。

 日干し作業は先月16日、奥の池を中心に活動する「生田緑地の谷戸とホトケドジョウを守る会」の定期活動にあわせて実施。緑地内の環境保全活動に取り組む「かわさき自然調査団」や生田緑地共同事業体らが参加し、排水や生物採集・調査、保護池づくりなどが同時進行で進められた。

 日干しは2月末までを予定。水質改善を提案したかわさき自然調査団の岩田臣生さんは「初めての試み。日干しが進んだところで、今後どうするか検討していきたい」と話している。

先月の作業の様子=同調査団提供
先月の作業の様子=同調査団提供

多摩区版のローカルニュース最新6

地域とふれあい1周年

フロンタウン生田

地域とふれあい1周年

24日に記念イベントも

3月22日

女性活躍推進の課題とは

国際女性デー

女性活躍推進の課題とは

市職員、佐藤さんに聞く

3月22日

学生日本一を報告

空手

学生日本一を報告

本田選手が市長表敬

3月22日

当初予算など92議案可決

川崎市議会

当初予算など92議案可決

3月22日

斎藤優貴さん市長訪問

多摩区出身ギタリスト

斎藤優貴さん市長訪問

3月22日

「災害時、開いてます」

市薬剤師会

「災害時、開いてます」

436店舗で一斉防災訓練

3月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月8日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 2月2日0:00更新

多摩区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook