市政報告 災害時に飲料水を供給できる生田浄水場の復活を 日本共産党 川崎市議会議員 井口まみ
東日本大震災から8年がたとうとしています。その後も大きな地震が各地で発生し、備えが問われています。
川崎市は2016年3月31日、多摩区にあった「井戸=自己水源」をなくして生田浄水場を廃止したのです。市民に供給する飲料水は、相模湖で取水し、多摩区の長沢浄水場で浄水する水と、神奈川県内広域水道企業団が小田原市の飯泉取水堰で取水し宮前区の西長沢浄水場で浄水して市が買う水だけになってしまいました。
この小田原からの水は、大震災で止まる可能性があることを、私は一貫して市議会で指摘してきました。
耐震補強できない導水管に頼っている
企業団の小田原からの導水管は東日本大震災で破断し、20日間も止まりました。この管は直径3メートルもあり耐震補強をしていません。まんいちまた壊れたら新しい管に取り換えることにしており、その間は断水することは明らかです。
いま、川崎市民の飲み水の半分をこの企業団の水に頼っているのです。企業団の水は川崎市の独自水源の水よりも単価がとても高く、財政も圧迫しています。
近くておいしくて安い水を復活させよう
生田浄水場の水は、水源も近いし、水がきれいなので浄水費もとても安いものでした。夏冷たくて冬あたたかい、おいしい水でした。
生田浄水場の運転は停止しましたが、重要な施設はほとんど残っており、復活は可能です。生田浄水場を復活させて、災害時にも安心して飲料水を供給できる川崎市にするために、実現するまで求め続けます。
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4月19日