子育て世代の交流の場に 区役所ウッドデッキで交流コンサートを企画
今月15日に「子育て」をテーマに話し合われた区民会議で、子育て世代を対象にした交流コンサートとカフェの企画が提案された。今後は実施に向け、発案者の反町さんを中心に具体的な検討がされていく。
コンサートの目的は、行政の子育て支援を利用したことがない子育て世代も呼び込み、新たなコミュニティを形成すること。
中原区は再開発が行われ、小杉を中心に子育て世代が増えている街でもある。
区内の子育て世代が地域に参加できるイベントやコミュニティ等の環境をつくる必要性を感じていた反町充宏委員は、今月15日に行われた区民会議で子育て世代の親子を対象にした交流企画を発表した。
イベントを開催するタイミングは、区役所隣の保健福祉センターで定期的に行われている乳幼児の定期検診時。現状、検診後にすぐに帰宅してしまう人が多いので、検診後の通り道である区役所入り口横のウッドデッキで何かイベントを行い、子育て世代の交流を図れないかと考えた。
反町さんはNPO法人カワサキミュージックキャストの理事長でもあり、地域のコミュニティを促進するイベントに携わった経験もある。コンサートをただ開くだけでなく、簡易的なカフェを設置することで参加者同士が交流できるのではと提案した。
区民会議で企画の提案がされると他の委員から「コンサートと同時に、子育て世代向けのアンケートを行ってはどうか」「離乳食などの相談コーナーを設けてはみては」等、積極的に意見交換がされた。
区の関係者は「イベントに合わせて行政の子育て支援の紹介も行えば、今まで利用したことのない人にも知ってもらえるきっかけになるのでは」と期待を寄せている。
反町さんは「自分の同世代は子育ての真っ盛りで、実際に地域にコミュニティを求める声を聞いていたことが今回のきっかけだった。イベントを実施して、子育て世代の間で繋がりが出来ていければ」と話した。
イベントの開催時期や具体的な内容については今後、検討される予定となっている。
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3月22日
3月15日