寄 稿 アリーナの避難所が閉鎖 民主党川崎市議団 前川崎市議会議長 うしおだ智信
川崎市では、東日本大震災で被災された方の受け入れ先として3月19日、中原区内の「川崎市とどろきアリーナ」を避難所として設置しました。
阿部市長が6月の定例会見にて、閉鎖時期の目安を公立学校が夏休みに入る7月下旬とする考えを示し、先月31日をもちまして避難所は閉鎖致しました。開設日数は135日で避難者総数は73世帯215人とのことです(福島県67世帯206人、岩手県3世帯4人、宮城県3世帯5人)。
避難所では約600人のボランティアの方々が避難者をサポートしておりました。活動内容は避難者の身の回りの支援や避難所のニーズに合わせた活動及び支援物資の仕分け作業など、多岐に渡りました。
各方面の方々も慰問等を行い、川崎フロンターレの選手や陸上の室伏広治選手・福島千里選手が避難している方と触れ合っている姿には心を打たれました。
川崎市では被災者支援を目的とした「東日本大震災被災者等支援基金」を創設し、「目に見える支援」を行ってきました。市内に避難している被災者への支援金の支給や小・中学生の学用品や給食費、就園・就学支援金として活用。今後も被災地に派遣された職員の情報や被災地からの要請をもとに、支援物資などを送るとのことです。
区内の避難所は閉鎖されましたが、今後とも被災された方の支援のための活動をしていきたいと考えております。
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4月19日
4月12日