初開催されるコスギフェスタ2011の座長を務める 山中 佳彦さん 区内中丸子在住 31歳
武蔵小杉の大きな価値に
○…10月30日(日)、武蔵小杉再開発地区で初開催される「コスギフェスタ2011」。エリア内にある5つのマンション管理組合が手を結び、急速に発展した地域の課題とされるコミュニティーの形成と、子どもたちにふるさとの思い出として一生残る魅力的なイベントを目指す。「新住民だからこそ新しい感性をもってできること、長く地域を知る住民だからこそできること、双方のシナジーを最大化し、子どもも大人も楽しめるものにしたい」。溢れんばかりの情熱は新たな小杉の魅力を生みつつある。
○…まちづくりに興味を持ち始めたのは3年前。小杉に移住し、最愛の長男隼人くんが生まれたことがきっかけだった。「子どもの将来を考えると周りの環境など自然と気になり始めた」。昨年はザ・コスギタワーの管理組合理事長としてマンション内で秋祭りを企画。「地域のことに興味をもっている方が多く驚いたが、一方で参加者との距離を感じた。イベントは皆で楽しむもの。次はもっと主体的に参加してほしい」とボランティアを取り入れたワークライフバランスを呼びかける。
○…少年時代過ごした千葉県松戸市は「今でもお祭りの日には同窓会が行われ、仲間がみんな集まる」大好きな故郷。中学時代は生徒会長を務め、陸上部の部長として活躍、順風満帆な学生生活だったが、高校受験に失敗。「悔しくてその後の高校3年間は勉強しか思い出がない」という。”努力は実るもの”で、希望した大学全てに合格し東京大学理科一類に入学した。現在は日本コカコーラ(株)に勤務。「関心を持ったら主体的に動くことが成長するきっかけになる」
○…今回のサブテーマ、「伝統と都市文化が交錯する武蔵小杉」を象徴するように、祭りではデジタルコスプレや手作りランタンの点灯など住民企画の斬新なイベントが盛りだくさん。「ポテンシャルが満ち溢れているまちでしょ」と嬉しそうに話す。
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4月19日
4月12日