ヴァヌアツでの人命救助を願って 市消防局で救急車譲与式
『川崎北ロータリークラブ(RC)/冨澤清会長』が、国際奉仕活動の一環として川崎市の救急車をヴァヌアツ共和国の病院へ寄贈するのに伴い今月11日、市消防局で譲与式が行われた。
寄贈に協賛した川崎中、川崎中原、川崎高津南、川崎とどろきの各RCや消防局の関係者ら約40人が見守る中、福井昭久消防局長から冨澤会長に救急車が引き渡された。福井局長は「我々の救急車が活躍の場を広げ、ヴァヌアツでもより多くの人の命を救ってくれることを願う」と話し、冨澤会長は「この国際奉仕事業は今回で5回目。救急車の活躍を祈るとともに、今後も引き続き奉仕活動を続けていきたい」と語った。
救急車は既に点検・整備を済ませており、3月24日にヴァヌアツの首都ポートヴィラに届けられる予定。
川崎北RCでは2001年から、ポートヴィラ中央国立病院へ感染症の早期発見に役立つ電子顕微鏡や血球数測定値など様々な医療機器を寄付してきた。国際奉仕委員長の松波登さんは「協賛頂いた各RCや企業、車両をデザインした学生らの気持ちが結集した救急車。島国ヴァヌアツには救急車がないため、国民や現地の日本人の方も驚いて喜んでくれるはず」と話した。
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