民主党市議団市政レポートNo.12 川崎F"四位一体"の挑戦にエール 川崎市議会議員 おしもと よしじ
川崎フロンターレは、被災地への復興支援活動を行っており、また、一時的なものでなく、中長期的な支援計画として「Mind-1ニッポンプロジェクト」を立ち上げ、クラブに携わる全ての方々と力を合わせて継続的な支援活動を実施している。その取り組みは、岩手県陸前高田市の小学校に、川崎F算数ドリルやサッカーボールを届ける等の活動だけでなく、昨年6月には、クラブ×サポーター×行政×選手の4者が初めて顔を合わせ、支援活動について話し合い、同市でのサッカー教室開催と、子供達を招いて川崎での修学旅行受け入れが決まった。
昨年10月の「川崎修学旅行」では、行政側は、市民・こども局市民スポーツ室が主体となって、かわさきエコ暮らし未来館や宿泊先の市立黒川青少年野外活動センター、2日目の藤子・F・不二雄ミュージアムの手配等を行った。また、この旅行では、選手やサポーター、ボランティアによる数多くのサプライズが用意された。例えば、宿泊先に向かう子供達のバスを有志のサポーターの皆さんが、事務所前で、「ようこそかわさき」という横断幕を掲げて待っていたり、宿泊地では、有志の選手達が到着を待ち受け、一緒に食事作りをするなど、忘れられない思い出になっただろう。
4者がそれぞれの立場や経験から、責任を持って取り組みを進めるこの支援活動の様子が、昨年末にTVで放映された。特に、クラブ・選手にとって、昨年の”悪夢の連敗”を抱えながら、9月には陸前高田でサッカー教室を開催するなど、復興に懸ける想いは中途半端なものではない。VTRの最後には、「支援はブームじゃない」というポスターが映し出された。まさに、このような四位一体の活動が今後も継続して行われるべきである。一翼を担う行政の取り組みに対しても議員の立場として(もちろんサポーターとしても!)称賛とエールを送り続けたい。
民主党川崎市議会議員団・押本吉司
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4月19日
4月12日