等々力競技場 半数が観客席に不満 女性を対象にアンケート
サッカーJ1リーグの川崎フロンターレと等々力陸上競技場の全面改修を推進する会はこのほど、「女性目線の等々力改築アンケート」の結果を発表した。
等々力陸上競技場は今年12月からの改築を予定。調査は5月3日と12日の試合時に実施し、あわせて1004件が集まった。
観戦場所の割合はバックスタンドが51・9%と半数以上。観客席が「少し不満・非常に不満」と答えた人は50・1%。理由は「飲食物が置けない」「狭い」「荷物を置く場所がない」の順だった。
トイレについては「少し不満・非常に不満」と答えた人が57・6%。多い順に「洋式トイレが少ない」「清潔感がない」「空き室が分からない」となった。
子ども連れ観戦については「ある」と答えた人が36・0%。満足度の割合は「とても満足・ほぼ満足」が15・1%と最も高かった。様々な意見が出され「幼児と一緒に見られるスペースがあると嬉しい」「子どもは着替えすることが多いので、そういう場所がほしい」「子どもが試合に飽きた時遊べるファミリーゾーンが欲しい。気兼ねもしなくてすむので」などが挙げられた。
5月27日に開催された川崎フロンターレのファン感謝デーでは「女性だらけの改築討論会」も行われ、討論会後には、今回のアンケート結果を市の担当者に手渡した。担当者は「できる限りしっかり受け止め、盛り込んでいきたい」と話した。
アンケート結果の詳細はHP(http://love-todoroki.net/)で公表されている。
|
|
|
|
|
|
3月29日
3月22日