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女性にも多い 睡眠時無呼吸症候群 取材協力/すずき耳鼻咽喉科クリニック〈いびきのご相談〉
睡眠時無呼吸症候群は太っている男性に多いと思われているが、肥満でない女性のケースが増えている。同院でも検査に来る4人に1人が女性という。
「女性は閉経後に症例が増えます。女性ホルモンのエストロゲンは、呼吸をうながす作用や首回りの筋肉を弛緩しにくくする働きがあると言われ、それが減ってしまうことが原因です。『友達と旅行に行った時、イビキが止まっていると言われた』『夜、トイレで起きてしまう』といった場合は注意」と鈴木院長。アゴが小さい・細い人は、口から喉にかけての容積が小さくなり、気道が狭くなることから痩せていても無呼吸が起こることがあるという。
日本で治療が必要な人は約300万人と推測されているが、実際に治療を受けている人は少ないという。検査は夜11時ごろにクリニックへ行き(時間は応相談)、翌朝4〜7時に帰ることができるので、仕事への影響も少ないとのこと。
鈴木院長は「この病気は本人には自覚がなく、他人から指摘されることがほとんど。高血圧や脳梗塞、心筋梗塞を起こす危険性は3〜4倍になると言われています」と話している。
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4月19日
4月12日