中原区版 掲載号:2012年10月26日号
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民主党市議団市政レポートNo.23 「風化させてはならない」もう一つの取組 川崎市議会議員 おしもと よしじ

 私は内閣改造2日前、松原仁前拉致問題担当相の秘書官と月例の会合を開いていた。その方は、石原慎太郎第1秘書など自民・民主の秘書をそれぞれ10年以上歴任。拉致議連秘書会会長代行等、数々の保守系議連の事務局にも参画し、秘書界では”名物”秘書で、私の政治の恩師である。先月、北朝鮮が拉致の事実を認めてから10年の節目を迎えた。北朝鮮では、新体制に移行、日本国内の解決への機運が高まる中で、政府はこの間、10回以上協議を重ねてきたが、北朝鮮の誠実さを欠く対応に振り回され、残る被害者の帰国は実現していない。また、4年振りとなる日朝協議も課長級の予備協議が不調となり、本協議の日程も決まらず問題の交渉にどこまで応じるかも不透明だ。川崎では、被害者家族の横田ご夫妻も市内に在住、解決へ取組を進めている。しかし、日朝協議の途中で担当相が代わる事態となり、民主党政権で7人目、担当相設置後、12人目になった。前述の横田ご夫妻は、以前から問題に取組み事情に明るい松原大臣就任時には喜ばれ、交流も深かった。今月7日には、被害者家族を支援する「かわさき市民のつどい」が中原区内で開催、解決に向けて松原大臣やその恩師と、川崎で再会することを約束していたが、結局、我々の意志と関係なく果たせなかった。誰よりも、その想いを踏みにじまれたのは、横田ご夫妻をはじめ被害者家族であろう。その苦しみは、いくら大臣が代わろうとも引き受けることが出来ないのだ。

 先月、この紙面で震災復興を風化させてはならないと、がれき処理の取組を報告したが、先の定例会で、拉致問題についても唯一質疑を行った。内容は、節目を迎え、解決策を見出せない現状への見解と、解決を訴える署名活動について、東京都のようにHPから署名用紙をダウンロード出来るようにすべきと提案した。家族支援連絡会議座長の砂田副市長は、「めぐみさんが拉致されて35年の長さを思うとご家族の心情は察するに余りある」、「市民にこの問題にさらに理解を深め関心を持ち続けて頂くことが、一日も早い解決につながる」と述べ、また、HPについても検討しているとし、引き続き取組む姿勢を示した。最後に、内閣改造後はご承知の通り、もうこの問題を国に任せてはいられない。我々が先頭を切っていく覚悟である。
 

市議・押本吉司

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