新城小 地域に支えられて60年 11月23日に記念式典
広大なビオトープなど緑豊かな「新城小学校(川崎等校長)」が今年、創立60周年を迎えた。11月23日(金)午前10時からは60周年を記念して、同実行委員会(百武敏和委員長)主催で記念式典と祝賀会を開催する。
式典では1年生から6年生の各学年での出し物や合唱が行われるほか、記念事業として、全国的にも有名な「大調和展(武者小路実篤展)」の審査員も務める区内の洋画家、垣内宣子さんの100号サイズの巨大油絵や、地元の大場建設(株)(大場秀光代表)がビオトープ内に整備した枝豆畑など、学校支援者の寄贈した品が披露される。12時30分から始まる祝賀会では、西中原中学校と新城小OBのバンド演奏や新城郷土芸能曲持によるアトラクションなども行われる。百武実行委員長は「この機会に、全校が保護者や地域の方々と一緒になってお祝いし、これまでの歴史を振り返りたい」と話している。
生徒の思いシンボルに込める
60周年を記念して、翼を広げるカラフルな鳥のシンボルマークが作られた。これは4年生の永井巧君がデザインしたもの。昨年の卒業生が60周年を迎える在校生に残してくれた『明るい未来にはばたいて明日の自分にまた一歩』というスローガンをイメージして描いたという。両翼の上には新城という文字が入り、「新城を背負っていけるように」という思いを込めた。
「日本一の学校目指そう」
60周年の企画を決める中で重要な役割を果たしたのが4・5・6年生の代表者によるニコニコふれあい会議。各学年の意見をまとめ出し物や合唱などを決めたという。中でも6年生で運営委員会委員長の板谷一樹君は「卒業生が残してくれたスローガンを大切に、新城小のもつ魅力や雰囲気を伝えられるものをやりたかった」と話し、委員会メンバーの柴崎緑優さんは「入学したときに日本一の学校を目指そうとみんなで誓った。新城小の魅力は1年から6年まで縦割りで仲がいいこと。式典の出し物はみんなで楽しみたい」と話す。また今回の支援者や地域の方に対しては「将来大人になったら私たちも学校に恩返ししたい。今回は協力してくれた方に友達のお父さんやお母さんがいて、有難うっていいました。こうしたことで地域が仲良くなれると思う」と笑顔で答えてくれた。
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