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マイコプラズマやアレルギー 「止まらない咳」の原因は 取材協力/すずき耳鼻咽喉科クリニック〈いびきのご相談〉
昨年、全国的に大流行した「マイコプラズマ肺炎」だが、今年はその患者数をすでに超え過去最高を記録している。すずき耳鼻咽喉科クリニック〈いびきのご相談〉に取材した。
マイコプラズマ肺炎は細菌による呼吸器系感染症。長引く(約1カ月)乾いた咳と発熱が特徴で、治療しないと重症化し、重い肺炎や髄膜炎、脳炎を引き起こす可能性もある。胸の痛みや疲労感を伴うこともあるという。患者のくしゃみやせきを通しての飛沫感染。
「初期症状が風邪と似ており、潜伏期間は2〜3週間。咳は早朝や就寝時に酷くなることも。患者の8割は14歳以下の子どもです。学校や職場など一定数以上が集まる場所で広がることが多い。予防には風邪やインフルエンザと同様に、手洗いとうがいが有効。免疫力を落とさないことも大切」と鈴木院長。ピークは12月から1月のため、今後も注意が必要とのこと。
また、アレルギーは「くしゃみ」や「鼻水」のイメージを持っている人が多いが、「咳」の症状を引き起こすこともあるという。
鼻閉で口呼吸になり、のどが乾燥することで咳をおこす疾患にもなりやすくなる。対策として腫れた鼻粘膜を収縮させるラジオ波治療がある。鼻が詰まった状態でも治療でき、治療そのものは2分程度。同院では6000以上の治療経験がある。6歳位から可能。保険適用で片鼻2700円。鈴木院長は「咳症状は多数見られ、薬を飲んでも治まらない場合は原因を把握する必要があります。その上で適切な治療をすることが重要」と話している。
インフルエンザ予防接種
同院ではインフルエンザの予防接種を実施。大人3000円、子ども(13歳未満)2000円。予約なしで接種できる。
診療受付が可能
携帯電話やパソコンから受付・待ち時間の確認ができる(再診のみ)。会計の待ち時間がほとんどない電子カルテも採用。
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4月19日
4月12日