神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2013年3月22日 エリアトップへ

市バスアンケート サービス満足度、半数未満 「対話重視し、向上目指す」

公開:2013年3月22日

  • LINE
  • hatena
重要な交通手段となる市バス
重要な交通手段となる市バス

 川崎市交通局はこのほど、市バス利用者に実施した11項目のアンケート結果を公表した。市バスのサービス全般に関する満足度調査では、「満足」と「やや満足」を合わせた総合満足度は47・4%となった。市は「よりお客様とのコミュニケーションを図り、サービス向上を目指す」としている。

 市は、市バス職員のサービス向上を目的に昨年策定したサービス方針が反映されているかを把握するため、市バス利用者への満足度アンケートを実施した。サービス全般及び、サービス方針である「安全」「快適」「コミュニケーション」など各項目の満足度、市バスナビの認知度など質問は11項目。評価方法は質問ごとに「満足、やや満足、普通、やや不満、不満」の5段階で行った。

 実施期間は昨年10月16日から11月30日まで。はがきやウェブ上でアンケートを実施し、有効回答数は1130通だった。

 「満足」と「やや満足」を合わせた市バスのサービス全般に対する総合満足度は47・4%。市はこの結果に対し、「約半数の方から満足という声を頂きましたが、まだまだ目指すべきところは高い。サービスポリシーの徹底や研修を通して、サービス向上に努める」と話す。

 サービス方針で最も低い評価となった「コミュニケーション」のうち、「乗車時にお客様に対して、挨拶など感謝の気持ちを伝えているか」という設問での満足度は39・3%だった。アナウンスについても優しい口調と丁寧な言葉づかいを徹底し、乗客に感謝の気持ちを伝え続ける市バスを目指すとしている。

 パソコンや携帯電話で運行情報がリアルタイムに分かる「市バスナビ」については、認知度が65%あるものの、使用者は29・4%だった。

18日現在、運行ミス26件

 また、交通局では、度重なる市バスの運行ミスを減らそうとこれまで対策を行っている。

 2012年度に発生した運行ミスは26件(うち経路誤り24件/3月18日現在)で、前年同時期の39件(同36件)に比べ減少したものの、発生件数20件以内という目標は達成できていない。市は「営業所ごとの分析と指導を徹底する。引き続きミスの撲滅に取り組んでいく」と話している。
 

中原区版のトップニュース最新6

使いやすく大幅増補

市おくやみガイドブック

使いやすく大幅増補

手続きの煩雑さ解消に

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月19日

アート体験 視覚障害者に

岡本太郎美術館

アート体験 視覚障害者に

CF初挑戦、支援呼び掛け

4月15日

救急隊、日中に増設

中原消防署

救急隊、日中に増設

到着時間の短縮めざす

4月12日

5年ぶり重要郷土資料に

江戸時代後期「富士信仰」

5年ぶり重要郷土資料に

市ノ坪の民家で所蔵

4月12日

市民の「誇り」向上

川崎市イメージ調査

市民の「誇り」向上

「来訪推奨度」は過去最高

4月5日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook