教育内容は学校にまかせ、見守ることこそ必要です 川崎市議会議員 市古 てるみ
市長は「100%の子どもがわかる授業を目指す」として習熟度別クラスの導入を主張していますが、この間の文部科学省が実施した全国学力・学習状況調査では、習熟度別指導で効果が上がったということは実証できていません。
川崎市では小学2年生まで少人数学級、そのほか少人数指導が行われています。わかる子も苦手な子も共に学び合う授業がすすめられ、算数・国語など研究推進校でのお互いに成長する教育が全学校に波及しています。学び合いの取組みは全国学力・学習状況調査の結果、算数・国語ともに正答率を上回ることにもつながっています。学校現場の努力が着実な効果を上げてきているのです。
私たちがやることは、子どもたちが学ぶ教育環境の整備を支援することです。教育内容については学校現場にまかせ、見守ることこそ必要で、上から押し付けるようなことはやってはなりません。
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3月29日
3月22日