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求められるのは「保育士の質」我が子を預けたいと思う園に― 新春特別対談―ちびっこランド新城園・野辺代表に聞く
教室を4つに増やし、約120人の園児が通う川崎認定保育所『ちびっこランド新城園』。幼児教育に定評のある野辺武夫代表に話を聞いた。
――待機児童の解消へ向けた川崎市の取り組みが、今後も求められています
野辺「待機児童ゼロを掲げる川崎市は、民間に委託し中原・高津区内に認可保育園を数多く整備しました。認可保育園という共通基準がある中で、今後求められてくるのは各保育園の中身・質でしょう。つまり保育園側がいかに園児や保護者の視点に立った保育を行うかが、評価のポイントになってくると思います」
――「ちびっこランド新城園」さんの保育における方針、こだわりとは
野辺「当園では何よりも先に、保育を行う保育士の質を高めることに力を入れています。保育士やスタッフが、どれほど愛情をもって園児に接するか。園児にとって、仕事勤めをしている保護者よりも保育士と過ごす時間の方が、睡眠時間を除けばはるかに長いのです。だからこそ、母親以上に母親らしく接することが大切ですし、保護者ともしっかり共有を図っています。例えば、保育園での出来事や日々の成長は、言葉として保護者に伝えるようにしています。
保育の面では、褒めて長所を伸ばすことを心掛けています。気力・知力・体力という3つの力がありますが、最も大切なのは『気力』。つまり、ヤル気があると、頭を使い知恵を絞り、結果的に行動へと繋がります。でも意欲がなければ、頭も身体も使いません。「病は気から」という言葉があるように、医学で証明できないような現象が起こるという裏には、気力が大きく関わっているといわれています」
――保育士の質を高めるために必要なこととは
野辺「社会全体でいえば、やはり保育士に対する待遇が良くないと思います。保育士のモチベーションを高めるためには、保育士の待遇面を向上させることが必要。働く社員はみな人材ではなく”人財”、つまり財産なのです。当園では、職員のモチベーションを高めるため待遇改善にも力を入れながら、保育士の勤務体制をフルタイムにし、よりよい保育を提供したいと考えています」
――具体的にはどのような保育を行っていますか
野辺「最近は兄弟姉妹の少ない家庭が増えています。よって、4クラス120人の大所帯を活かした混合保育を展開しています。年上の子から得る刺激や年下の子への思いやり、順番待ちや譲り合いといった社会に必要な要素を教えています。また、ゲーム社会の中で忘れられがちな昔の遊びを取り入れ、友達との触れ合いや協調性も大切にしています。いずれにしても、自分の子どもだったらどう接してほしいか、どう保育してほしいか、ちびっこランド新城園に預けたいと思うか、を考え保育を行っていきたいと思っております」
※現在同園では、4・5月の入園児を若干名募集中
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3月22日
3月15日