市政レポート 災害時にできること 川崎市議会議員 原典之
南海トラフ地震・首都直下型地震・富士山噴火等、様々な大規模災害が想定されております。
さて、大規模災害が起きた際に、どのような行動を取りますでしょうか?
まずは、自身の命の確保、そして家に居れば家族を、外出していれば周りを助けようと思うのは自然の流れかと思います。すなわち、自助・共助を最大限活かしながら、公助を待つものだと思います。
その共助の観点からも平成26年度より3年間かけて、市内175カ所の小中学校などの避難所に消火ホースキットが配備されることになりました。
以前より、自主防火活動等での実際にホースを使った放水体験(訓練)の有効性を訴えておりました。今回導入されるキットのホースは、通常(消防団・消防隊で使用)より口径が細い物で、より幅広い世代で使うことが可能になりました。
「火事は最初の3分間」といった言葉もある通り、初期消火をするか否かで被害も大きく変わってきます。自主防災訓練においては、署からホースキットを借りて指導して頂くことも可能であり、購入についても補助制度がございます。
沢山の訓練があり、各自主防災組織の御苦労も感じますが、この機会を活かし、道具の使い方、放水訓練を行ってみてはいかがでしょうか?
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4月19日
4月12日