市政報告 動物行政の今後のあり方について 民主党川崎市議団 元川崎市議会議長 うしおだ智信
川崎市は先月『川崎市における動物行政の方向性と動物愛護センターのあり方』を策定しました。これは、昨年に市民の皆さまから意見を募集したもので、164通374件の意見がありました。それを踏まえ、今回の策定に至りました。
動物とより良い関係を
近年の社会情勢の変化に伴い、家族の一員として動物を飼養する家庭が増加。さらに、動物の飼養を安易に考える人も増加しており、遺棄や虐待などの問題が発生しています。一人ひとりが動物への正しい知識や理解を深め、人と動物のより良い関係を作ることを目的に策定されました。
今後の方向性
今回示されたあり方には、現在の動物行政の課題や動物愛護センターの現状がまとめられています。さらに、今後の方向性として学校・地域での普及啓発、動物の適正飼育指導、収容・返還・譲渡、動物取扱業の適正化、遺棄・虐待の防止などが明記されました。
動物愛護センター
動物愛護センターは、中原区との区境に近い高津区蟹ヶ谷にあります。殺処分数を削減し、譲渡を推進しているため、保管頭数が増加し、収容スペースの不足などが課題となっております。用地等の検討を早急に進め、再編整備に向けた取り組みの必要性も訴えています。動物と人間が共生できるよりよい街をめざして、今後も活動して参ります。
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4月19日
4月12日