神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2014年5月23日 エリアトップへ

今年度から、かわさき宙と緑の科学館の館長に就任した 島田 秀雄さん 川崎区在住 55歳

公開:2014年5月23日

  • LINE
  • hatena

市民と歩む博物館をめざして

 〇…「着任した4月1日は満開の桜が迎えてくれた。生田緑地との縁の深さを感じる」。市の職員として2度、通算5年に渡って生田緑地に関わる職務に携わってきた。06年に総合企画局の生田緑地調整担当課長に就き、生田緑地の魅力や利便性向上に取り組んできた。08年に就任した教育委員会文化財課長は各文化施設の調整役。生田緑地で活動する市民、団体の中には顔見知りも多く、「『お帰りなさい』と声をかけられたのがうれしかった」と目を細める。

 〇…生田緑地の魅力について、豊富な自然や文化施設の集積に加え、「様々な活動を行っている市民や団体、大学、関係機関などがあり、それぞれが連携していること」と考えている。科学館は世界最高クラスのプラネタリウムを有し、市内外から数多くの小中学生が訪れ、天文や自然に関する学習や体験に取り組んでいる。「次世代の科学者が誕生できるように科学教育の推進に取り組みたい」と気を引き締める。

 〇…生まれ育ったのは川崎区。まち歩きが趣味で、昨年6月から休日を利用して楽しんでいるのが東海道制覇だ。日本橋からスタートして旧街道を1日30〜40キロに分けて1人で歩くという。現在は名古屋市内の鳴海宿まで辿り着いたところだ。その間、各地にある交流館に立ち寄ることも楽しみになった。「自分も科学館ではお客さんを迎え入れるという立場。積極的にお客さんに声をかけていきたい」

 〇…リーダーとしては「周囲との調整を図ってまとめていくタイプ」と自身を分析する。「お客さんと接する仕事だから、みんなと仲良くしたい」とあくまでも謙虚な姿勢。館長としてまず目指しているのは、市民や商店街などと連携しながら、生田緑地や各施設の魅力を発信すること。「コンセプトは市民と歩む博物館。市民の皆さんとともに博物館づくりに取り組んでいきたい」

中原区版の人物風土記最新6

中山 寛隆さん

川崎市制100周年記念で演奏する合唱団に携わる、川崎市合唱連盟の事務局長

中山 寛隆さん

高津区在住 36歳

4月19日

佐藤 智宏さん

第58代目の中原警察署長に、3月19日付で就任した

佐藤 智宏さん

区内在住 56歳

4月12日

トニー クルーズさん

火災予防ポスターをデザインして中原消防署から感謝状を贈呈された

トニー クルーズさん

新丸子東在住 53歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

高津区在勤 32歳

3月29日

小林 規一郎さん

「100Kmウォーク」のイベントを企画した、ブレーメン通り商店街青年部長

小林 規一郎さん

木月在住 48歳

3月22日

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

幸区在住 20歳

3月15日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook