市政レポート 6月議会を終えて(川崎市の現状) 川崎市議会議員 松川 正二郎
福田市長就任より7カ月が経ちました。その間、内外共に川崎市を取り巻く環境が変わりつつあります。市長公約の「待機児童解消」「中学校給食完全実施」はかなりのスピードで進んでいます。待機児童は本年4月時点で昨年度比376名減の62名と大幅に解消され、中学校給食は5月に実施方針(素案)の中間取りまとめが公表され早期実施に向け着々と進んでいます。
続いて、産業面においては、工業・環境に加えて新産業創出に向けた戦略的な動きとして平成23年にライフイノベーション国際戦略総合特区の指定を受け、予防医療・創薬分野のイノベーションが進められています。それに加え本年5月には国家戦略特区の指定も受け、引き続き、生命科学分野に加え、今回は新たに水素エネルギー分野の研究開発も含まれました。特区担当の大臣政務官は川崎市の視察において「世界をリードする技術」「これからの日本のリーディングエリアになる素晴らしい研究である」と評価をし、「スピード感を持ってよりよいものになるよう取り組むことが大事」と意見しました。併せて、羽田連絡道路が東京五輪までに供用が開始されることとなり、羽田国際空港を中心とした様々な連携が進められると考えられます。
そして、経済面においては、市内経済を牽引するために川崎市と商工会議所が連携し「中小企業活性化・成長戦略条例」の制定に向けて経済界が動き始めました。現在、新しい川崎にむけて環境が変化する中、必要な施策はスピード感を持って推進し、非効率なところは厳しく追及することが必要であると私は考えます。
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4月19日
4月12日