寄稿 人口減少時代を見据え、住民意見を反映したまちづくりを 川崎市議会議員 市古 てるみ
武蔵小杉駅周辺の景観はここ数年で大きく変貌しました。真上を見上げるような超高層マンションが林立し、間を縫って歩く道路にはいつも強い風が吹いています。
開発はいま、住宅街、学校、病院が並ぶ静かな街並みの小杉駅北側に及んでいます。小杉2丁目を手始めに、ホテルザ・エルシー跡地や医大病院の移設跡地など、さらに広範囲に高層ビル建設が予定されています。超高層ビルが建てば、避けられないビル風被害、孫子の代まで残る複合的日影被害、交通混雑、10年間で2万5千人余(再開発全体)の急激な人口増による子育て環境の悪化、周辺地域の街づくりにも影響がでています。日本は既に人口減少時代に入り、川崎でも人口減少時代は必ず迎えます。これらを見据えてもこのようなまちづくりで住民が幸せになるとは思えません。プランを見直し、住民意見を反映したまちづくりを再構築すべきです。
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3月22日
3月15日