市民が詐欺防ぐ 中原警察署長から感謝状
振り込め詐欺を未然に防いだとして、7月31日、区内市ノ坪の薬局に勤務する谷本恵子さんに中原警察署の陶山和美署長から感謝状が贈られた=写真。
谷本さんは同月9日、ATMの場所を尋ねてきた70代の女性が「区役所保健年金課から還付金を振り込むと電話があり急いでいる」などと話したことを不審に思い、警察署に通報。その後の調べで詐欺と分かった。
谷本さんは「感謝状を頂き嬉しい。普段薬局を利用される方で、会話をする中で変だなと感じた。助けることができて良かった」と話した。陶山署長は「金融機関の職員が詐欺を防ぐケースは多いが、一般市民は稀。普段から高い意識があってこそ」と感謝を述べた。
なお、今年中原署が認知した区内の振り込め詐欺の被害件数は26件(7月31日現在)で、未然に防止したのは23件という。
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3月29日
3月22日