神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2014年8月29日 エリアトップへ

寄稿 議員提出議案条例の制定について 川崎市議会議員 松原しげふみ

公開:2014年8月29日

  • LINE
  • hatena

 議員の任期は4年です。この4年の間に議員として何を目的にし何に取り組むか、その目的や目標は重要であります。地方議会は有権者が代表者を選挙で選び自分の代わりとして地域のことを話し合う機関です。議員(候補者)は有権者の皆様に対し公約として、あるいはマニフェストとして政策を訴え、その実現に向け活動を展開します。その結果として地域の環境や住民の生活がどのように変化したのかを検証し、市民の皆様に公表・報告することは議員として、また議会として必須の事であります。地方分権が進む中、議会に求められるのは行政に対するチェック機能だけではなく、政策の立案と実行能力であると考えます。約束した事は必ず守る。これができなければ市民は政治から離れ、信頼は失われてしまいます。市議会ではこれまでの議会改革を更に進めるため地方分権時代に相応しい議会のあり方の基本理念を明らかにした「川崎市議会基本条例」を議員提案により平成21年6月議会で可決しました。平成23年3月には「避難所の機能整備及び円滑な管理運営に関する条例」、平成24年10月には「川崎市子どもを虐待から守る条例」、平成25年12月には「自殺対策の推進に関する条例」がそれぞれ議員(委員会)提案により政策条例として制定されました。特に虐待に関する条例については別表のように本市においても事例があり早急な対策が求められていました。虐待が増加する中、条例制定に向け本市では複数の会派有志がプロジェクトチームを立ち上げ、条例案を練り上げました。自民党、公明党、民主党、みんなの党が提案者となり賛成多数(反対:共産党・無所属)により可決成立した条例であります。現在各会派及び常任委員会ではそれぞれに、条例制定に向けた取り組みが行われています。空家の増加に伴う生活環境や景観の保全を目的とした「空き家条例(仮)」、施策の実施について必要な事項を定める「要支援者条例(仮)」、町内会自治会への加入促進と安心して暮らせる地域社会を目的とする「町内会自治会加入条例(仮)」等が上げられます。今後も政策を効率的に実行する議会を目指し、将来の川崎市を見据え、責任を持って市政運営に取り組んでまいります。

松原しげふみ事務所

中原区新城5-2-3

TEL:044-751-8855

http://

中原区版の意見広告・議会報告最新6

ついに武蔵小杉エリア防災計画が改定

市政レポートNo.165

ついに武蔵小杉エリア防災計画が改定

みらい川崎市議会議員団 副団長 おしもとよしじ

4月26日

地域社会を守る住民組織町内会・自治会に加入を!

市政報告

地域社会を守る住民組織町内会・自治会に加入を!

川崎市議会議員 松原しげふみ

4月26日

市民の命を守るために〜AED(自動体外式除細動器)を屋外設置へ〜

市政レポート【9】

市民の命を守るために〜AED(自動体外式除細動器)を屋外設置へ〜

みらい川崎市議会議員団 いど きよたか(清貴)

4月19日

日本維新の会を離党しました

市政報告Vol.10

日本維新の会を離党しました

川崎市議会議員 三浦えみ

4月19日

丸子橋周辺の河川敷がますます楽しい場所になります

市政レポートNo.12

丸子橋周辺の河川敷がますます楽しい場所になります

みらい川崎市議会議員団 高橋みさと

4月12日

中原区の市制100周年記念事業(前編)

市政報告vol.103

中原区の市制100周年記念事業(前編)

川崎市議会議員 末永 直

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook