市政報告 小・中学校対外競技派遣補助金について 川崎市議会議員 松原しげふみ
学校生活の中で、通常授業と同様に大きな役割となっているのが部活動であり、スポーツや文化および科学等に親しみ学習意欲や技能の向上、責任感、連帯感を育てるほか、部活動を通して互いに協力し合って友情を深めるなど豊かな人間性の育成を図る上で大変意義深いものであります。
本市の平成26年度中学校運動部の入部率は、男子80・6%女子57・7%、合計69・6%で神奈川県下の市町村では一番高い入部率となっています。文化部については、男子8・2%、女子33・3%、合計20・8%で運動部と合わせると90%を超える子供たちが部活動に入部しています。
平成25年度の関東大会への出場者は中学校283名、高等学校123名、特別支援学校11名の合計417名であり、全国大会へは中学校93名、高等学校104名の合計197名が出場しました。
現在部活動を指導しているのは学校の教員が顧問として行っておりますが、より専門的な指導を実施するため有償部活動指導者派遣授業により今年度は93名の外部指導者が42校の中学校で活動しています。他に種目によっては高等学校と合同講習会を実施しており、技能向上はもとよりルールやマナーなどを尊ぶ態度が培われています。
経済的な支援としては各学校に部活動推進用具整備費が配当されており各大会の運営費や関東大会、全国大会への出場者には宿泊費および交通費の一部が派遣補助金として支出されています。本市では中学校、高等学校の体育連盟や文化部団体が主催する関東大会や全国大会への出場者に対して派遣補助金として宿泊費、交通費の60%が補助されていますが残りは各家庭の負担となっています。
全国大会に限っては宿泊費や交通費の他に激励金として団体種目には一部活動に5万円、個人種目には一人5千円が支出されています。関東大会や全国大会に出場することは喜ばしいことですが出場する生徒の負担を軽減するためにも遠征にかかる補助金は必要であり、実費相当の補助ができるよう今後も予算の確保に努めてまいります。6年後には東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。川崎市の子供たちのますますの活躍を期待しています。
松原しげふみ事務所
中原区新城5-2-3
TEL:044-751-8855
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4月19日
4月12日