市政レポート 決算審査特別委員会の新たな取り組み 川崎市議会議員 松川 正二郎
第3回定例会において、平成25年度一般・特別・公営企業会計決算等決算審査特別委員会の委員長を務めました。本年より決算審査特別委員会の運営方法が大幅に変わりました。決算審査の新しいアプローチは長年の懸案事項であり、議会でも議論を続けてきました。
そもそも決算とは予算が執行された事業の全ての結果であり、決算審査はその結果を様々な観点から検証し、翌年度の予算編成に反映できるよう繋げていく審議であると考えています。言うまでもなく決算審査は単なる決算の監査であってはならないということです。 今回の新たな取り組みは、決算審査に特化した専門性のある審議ができるように5つの分科会を設置し、局別に審査できるようになったことです。合わせて、これまで決算審査では市長に質疑をすることは出来ませんでしたが、今回より全委員が出席する全体会において出来るようになりました。この全体会での総括質疑により、決算審査の審議結果を次年度予算へどのように反映させるのかという質問も取り扱えるようになりました。単年度予算の使い切りという発想ではなく、予算執行の効果測定を行い、その結果をその後確実に反映させられる決算審査になるよう今後も努力して参ります。
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4月19日
4月12日